天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-04から1日間の記事一覧

俳句を詞書とする短歌(4/9)

歌集『臓器』(2000年刊)「わたしの会つた俳人たち」一連から。〈さみだれを集めて早し最上川 芭蕉〉のアクロスティックとして、十七首とそれぞれによく知られた俳句を詞書に付けた。アクロスティックとは、折句(おりく)のこと。十七首の短歌の初字をつなげ…