あとがき 岡井隆の場合、詞書や注釈にも作品として主要な役割を与える方向に展開したようである。その究極の姿が、高見順賞を受賞した詩集『注釈する者』(2009年刊)であろう。俳句あり、短歌あり、鑑賞や注釈が散文詩の形式をとる。 藤原龍一郎は、俳句に…
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