天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-04-13から1日間の記事一覧

食う・飲むを詠む(4/6)

食ひなづむ玉蜀黍(たうもろこし)粉(こ)やうやくに減りて今年の秋も深めり 柴生田 稔 み枕べ去らむとするを押しとどめ飯食ふさまを見よといはしぬ 岩津資雄 磯山の香にたつ松露を食はむとす北京放還のとも東京飢餓のわれ 坪野哲久 秋分のおはぎを食へば悲しか…