天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-03から1日間の記事一覧

平安・鎌倉期の僧侶歌人(1/17)

はじめに 花鳥風月の自然環境に生きる人間の精神世界を詠んだ古典和歌の完成は、勅撰和歌集の終焉により示された、とも考えられる。その完成度を概観する手立ては、いくつもある。本格的には、万葉集を加えた全勅撰和歌集を分析する方法。もっと手軽には、藤…