天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-17から1日間の記事一覧

平安・鎌倉期の僧侶歌人(15/17)

おわりに 完成された古典和歌から受ける第一印象は、様式美である。もともと和歌の韻律形式が整っているのだが、取り上げる対象や修辞法が共有できるものであり、特異なものでなかったことに起因している。一方、近現代短歌になると、個性や新規性を発揮する…