天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-28から1日間の記事一覧

水のうた(8/17)

人はきて憩いているや灯(ひ)に染まり黄に照る水の仮象の色に 武川忠一 単純に流れぬ水のゆくえなど心けわしき夜は思うも 武川忠一 ひかりつつ暗渠ゆながれおつる水涎(よだれ)のごとくこほりつきたり 時田則雄*暗渠とは、地下に埋設したり、ふたをかけたりし…