天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-05-29から1日間の記事一覧

水のうた(9/17)

草小田のうちゆがみたる畦を来て堤のつづき水の輝く 片山貞美*わかるようでわからない情景。 水打たれたちなほる草 草に花 花に露おくことのたのしさ 藤井常世*「花に露おく」とは、打った水が流れた後に花に残っている水滴だろう。 その情景がたのしい、…