天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-06-03から1日間の記事一覧

水のうた(14/17)

一杯の水をしんじつ冷たしと飲みゐるときにこの救あり 遠山光栄*下句の「この救」が何を指すか、この歌だけでは分からない。 朝明けとなりゆくひかり人をりて硝子器より硝子器に水移しゐる 真鍋美恵子*水を移している人は、屋外にいるようだ。 夜半ながら…