天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-07-14から1日間の記事一覧

感情を詠むー「悔しさ」(4/4)

封じたるのちの思ひに悔あれど手紙は言葉過ぎざるがよし 来嶋靖生*手紙を書いて封をした後での感想である。誰しもにありそうな感情。 つくつくほふし悔いは誰しもかなしきを紅毛ゆれてもろこし実る 馬場あき子 なんとなく生かされている悔しさは宙吊りのま…