天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-07-18から1日間の記事一覧

感情を詠むー「恨み」(3/6)

こひしさの忘られぬべきものならば何にか生ける身をも恨みむ 後拾遺集・藤原元真*「恋しさを忘れてしまうことができるものならば、生きている我が身を どうして恨むことなどあるだろう。恋しくて辛いからこそ、生きている ことを恨むのだ。」 過ぎてゆく月…