天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-07-28から1日間の記事一覧

感情を詠むー「怒り」(6/6)

怒らねば忿らねばならぬ時として桜が吹雪く秋の身内を 山本 司*「桜が吹雪く秋の身内を」とは、混乱した表現だが、つまりは乱れた家庭を 比喩しているのだ。 子を産みし日まで怒りはさかのぼりあなたはなにもしなかったと言う 吉川宏志*奥さんの怒りは、相…