天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-08-08から1日間の記事一覧

感情を詠むー「恥づ・恥」(1/2)

辱(はぢ)を忍び辱を黙(もだ)して事も無くもの言はぬ先にわれは依りなむ 万葉集・作者未詳*竹取の翁が詠んだ長歌と二首の歌に、九人の仙女たちが和えて詠んだ歌の一つ。 意味は、「恥かしい行いをしたのにも耐えて言い訳せずに、何を置いてもまず あれこれ言…