天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-09-01から1日間の記事一覧

荒天を詠むー嵐(5/6)

青嵐わたる天竜の大き水いづくを見てもみなみづみづし 松村英一 東(ひむがし)は銅(あかがね)いろに朝焼けて嵐のあとの稲木(いなぎ)をおこす 結城哀草果*稲木: 刈り取った稲を束にし、掛け並べて干す柵 や木組み。稲架(はざ) 。 吹きまくる烈風の中を遮二(…