やまおろしのたえず音する窓の中にあやしく残るよはの灯(ともしび) 細川幽斎*作者は、部屋の中に点る夜半の燈火を、嵐に音立てている窓を通して 見たのだろう。 窓に窓むかひ合ひたる大船の一夜どなりのなつかしげなる 大隈言道*大船が二隻あって隣り合っ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。