天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-09-19から1日間の記事一覧

窓を詠む(5/5)

学ぶというはかくきらきらとどの窓も燈(とも)る校舎に鐘鳴りいでて 武川忠一 灯の消えし校舎の黒き窓並ぶついに言いきれざりき彼らもわれも 武川忠一*この歌は、前の歌と対照的である。作者は、1944年学徒出陣、1947年上京、 早稲田高等学院教諭などを経て…