天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-10-08から1日間の記事一覧

現代短歌の表現(3/5)―破調

破調の作品。歌集『ポストの影』では、字余りが多いが、短歌の韻律を大きく壊す目立った破調はない。外国語(カタカナ語)の入った作品に破調が出やすい。以下、赤字の部分に破調を示す。 朝の儀式のベッドの上の体操にティンカーベルがふいに乗りたる 浴槽…