すりおろす林檎は忽ち錆びてゆきかすかに虫の飛ぶ音がする 大西民子*なんとも孤独な生活を思わせる。 林檎割れば林檎の種のこぼれ出(で)ぬ円(まろ)く小さく堅き林檎の種 都築省吾 黄の林檎一つ置かれて輝ふに遠き風のみわれは聴きゐる 久方壽満子 朝あさを…
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