天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-10-26から1日間の記事一覧

小池光歌集『梨の花』(2/11)

■韻律・破調(句跨り・句割れ、字余り・字足らず 含む) 今回、韻律の面ですぐに気づくのは、破調が多いということ。ほとんどの作品が程度の差こそあれ、破調を含んでいる。ただ、短歌の韻律(五七五七七)を大きく破るものは、あまりない。破調にならざるを…