天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-11-15から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(2/26)

◆副詞(句)1/4 胸のべの丈に咲きたるあぢさゐの毬のおもたさいきなり信ず 『バルサの翼』 濡れてゐる革手袋のおきどころふとこの家のいづこにもあらず 『廃駅』 わが少女、神を讃へてややもすれば常軌を外(そ)れてゆく気配あり 『日々の思い出』 うちつけに…