天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-12-03から1日間の記事一覧

小池光の短歌―ユーモア(18/26)

◆把握・認識の仕方 2/2 たちまちに椈(ぶな)の大樹を布にまくたくみのわざを驚いてよい 『滴滴集』 ラーメンの喜多方をふかく意識する餃子宇都宮思へば泣かゆ 『時のめぐりに』 馬の名の「チカテツ」にわれおどろけば「ヒコーキグモ」に更に驚く 目と目とが合…