天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2019-12-17から1日間の記事一覧

楽器を詠むー笛(2/3)

笛ふきて踊り出づべきものならば笛ふかずともをどりをどらむ 尾山篤二郎*故事「笛吹けど踊らず」を捻っているようだ。この故事は、あれこれと手を尽くして準備をしても、それに応じようとする人がいないというたとえで、『新約聖書・マタイ伝・十一章』に基…