わが顔に月の光の差したれば流離の如き思ひに目覚む 黒田淑子*流離とは、故郷を離れてあちこちをさまよい歩くこと。月光の下に佇んでいた時に湧いた感情だろう。 さしのぞく深井の底に映れるはいづこより来し小さき顔ぞ 伊藤雅子 見るたびに顔のちひさくな…
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