天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-01-14から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー眉(1/2)

眉は、まぶたの上部,ほぼ眼窩上縁に沿って弓形に密集してはえる毛の集合を差す。「まよ」は「まゆ」の古形。 眉のごと雲居に見ゆる阿波の山懸けて漕ぐ舟泊り知らずも 万葉集・舟王*「眉のようにかかった雲の向こうに見える阿波の山々。そこに向かって漕い…