天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-01-26から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー髪(4/13)

白髪の歌について。白髪を厭ったり婉曲に表現するために、頭の雪、元結の霜、白き筋などといろいろに比喩した。 降る雪の白髪(しらかみ)までに大王(おほきみ)に仕へ奉れば貴(たふと)くもあるか 万葉集・橘 諸兄 春の日の光にあたる我なれどかしらの雪となる…