天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-03から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー髪(11/13)

夢なにか見たりしあさの頭髪を掌に束ぬれば汚れて重し 阿木津 英 黒髪に少しまじりて白髪のなびくが上に永久のしづまり 土屋文明 白髪のフライドチキンのをぢさんに「米帝かへれ!」と叫ぶ如月 仙波龍英 ぬれそぼりしわが蓬髪を吹き上ぐる風のなかにて薄き虹…