天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-06から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー首(1/3)

首は、頭と胴をつなぐ部分。「く(凹)」を語根とする。 わが恋は千引(ちびき)の石(いは)を七ばかり首にかけむも神のまにまに 万葉集・大伴家持*「私の恋は、千人引きの岩をも七つばかり首にかけてもよいと思うほどであり、神さまの思し召しのままにしたい…