天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-17から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー足(3/8)

あかときに吾を踏みつけて厠にゆく信三の足の大きくなりぬ 五味保義*五味保義は、長野県下諏訪町出身の歌人、万葉学者であった。齋藤茂吉、土屋文明の指導を受けながら歌誌「アララギ」の発行に携わり、戦後は、世田谷区奥沢の自宅を「アララギ」発行所とし…