天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-18から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー足(4/8)

冷えゆるむたたみを踏みてゆく素足いづこか春の清水湧く音 山本かね子 美しき脚美しき花の色ひとときともに息す車内に 小野茂樹*美しき花は美しき脚の人が抱え持っているのだろう。 沓ぬぎし素足にはかに跳べさうなわれはもともと奔馬なりしか 大塚陽子 速…