天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-02-24から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー手(2/3)

「手」の字音は、漢音が「シュウ」、呉音が「シュ」で、物を「取・執(しゅ)する」、つまり「とる」意味や、「守」「受」といった意味からきている(「語源由来辞典」)。 鳥籠の水をし更(か)ふとさし入るる手のむくつけく大きかりけり 宇津野研 冬の夜の火…