天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-03-09から1日間の記事一覧

地球を詠む(2/3)

今夜(こよい)想う草木虫魚禽獣ら愛(は)しきいのちに地球は満てる 坪野哲久 青葉枯れて薄き酸素に死ぬ予告、ビル累々と地球遺跡の 小瀬洋喜 地球がその影をもて月を蔽へればわがゐる地(つち)は闇濃くなりぬ 上田三四二*月食(地球が太陽と月の間に入り、地球…