天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-03-12から1日間の記事一覧

国を詠む(2/3)

わが児よ父がうまれしこの国の海のひかりをしまし立ち見よ 古泉千樫 雹まじり苗代小田にふる雨のゆゆしくいたく郷土(くに)をし思ほゆ 古泉千樫 古へを恋ひつつ吉野の山を行く吾をゆるせり国ゆとりありて 土屋文明 国こぞり電話を呼べど亡びたりや大東京に声…