天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-03-13から1日間の記事一覧

国を詠む(3/3)

必ずやひとり老いゆく熟れし国遠くに置きて目を覆ひたり 斎藤すみ子 優勝をたたへ打ち振るなかに見つ<国>かかげざる簡浄の掌(て)を 岡崎康行 土も草も涸(か)れたるのちなお戦いて獲たる「自由」を国の名となす 香川 進*どこの国を差しているのだろう? 釘を…