天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-04-01から1日間の記事一覧

蕪村俳句と比喩―暗喩(隠喩)(1/5)

暗喩は、直喩の「ごとき」「ような」などを省略して、直接ことばとことばを衝突させ、想像力を喚起させる修辞法。 剃(そり)立(たて)て門松風やふくろくじゆ*福禄寿の長頭のごとき剃り上げた門松を立てて新年を待つばかり。すがすがしい風が吹いてくるだろう…