母を率(ゐ)て旅ゆく島にバスを待ついま母ひとり母の子ひとり 小野興二郎 蓑笠に甲(よろ)へる母のいでたちのまぶたを去らず雨の日ごろは 小野興二郎 野に唄ふことなくなりてわが許に住む母とみに老い給ひけり 高橋俊之 カラスなぜ鳴くやゆうぐれ裏庭に母が血…
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