風化して傾きゐずや年を経しかの草かげの吾児の墓標よ 大西民子*作者は、23歳で結婚、男児を早死産し半年あまり病床にあった。 入浴を終えたる吾子が真裸にまろび逃げゆく春の夜具のうえ 橋本喜典 山坂を歌ひてくだる一群のなかにちひさくわが子が交(まじ)…
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