天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-06-10から1日間の記事一覧

卯の花(4/4)

卯の花の垣根たづねてほととぎす今宵は来鳴け月もさやけし 木下幸文 岡越の切通したるつくり道うの花さけりみぎにひだりに 井上文雄 卯の花は咲きにけらしな稀にとふ都の人の袖と見るまで 加藤千蔭 風脚にしらじらなびく若葉山うつぎの花はすぎにたるらし 土…