天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-06-27から1日間の記事一覧

衣のうたー袖・袂・襟(9/11)

袂(たもと)(手本)は、和服の袖の、袖付けより下の垂れ下がった部分を差す。 帰るべく時は成りけり都にて誰(た)が手本(たもと)をかわが枕かむ 万葉集・大伴旅人*「還るべき時は来たが都にていったい誰の腕を私は枕にしようか。」 秋立ちて幾日(いくか)もあ…