天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-07-05から1日間の記事一覧

衣のうたー帽子・手袋・足袋(3/6)

戦争に失ひしもののひとつにてリボンの長き麦藁帽子 松田さえこ 黒き学帽の子は前方(まへ)をゆきいっさんに雪のふる晩こころただよふ 森岡貞香*いっさんに: 一散に。わき目もふらず一生懸命に走ること。急速に事態が進行すること。 角帽をかぶれるわれの写…