壜の米棒もて搗ける母の後姿(うしろ)しのつく雨を見てありしかば 島本正靖 *戦後の家庭で見られた懐かしいような風景。 米煮ゆる匂ひ立ちゐて短歌的抒情の骨子いやしまずゐる 石橋妙子 *米が煮える匂いが立ち込める情景は短歌の抒情に合うという。短歌に詠…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。