[夏(続)] 角砂糖ガラスの壜に詰めゆくにいかに詰めても隙間が残る 香川ヒサ *角砂糖を個性の強い人間として、一首を暗喩の歌と理解するのがよいのだろう。 石(いは)麿(まろ)にわれ物申す夏痩に良しといふ物そ鰻取り食(め)せ 万葉集・大伴家持 *この歌…
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