幼き日わが住みし家残りゐてその家のまへ妻と過ぎにき 安田章生 この家ぬちわれがうごくも背(つま)がうごくも何かさやさやうたへる如し 若山喜志子 *家ぬち: いえのうち、屋内。 背(つま): 夫(牧水)を差すだろう。 ひそけかる家のいづくにか老い妻のあ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。