天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-10-16から1日間の記事一覧

住のうたー暮らし(2/5)

爪先立ちして渡るに似たる生活に子は根をおろし眼を見開けり 五島美代子 しづかなる生活の音或るときは人眠らせる街と思ひき 大野誠夫 この国も日本も寂しついに生きてひとりを守る生活の意味 近藤芳美 生活を芸術化する生き方を思ひゐたりきわが事ならず 柴…