かへり来て蝙蝠傘をたたむときいんきな音は壁のすそより 前川佐美雄 八月のまひる音なき刻(とき)ありて瀑布のごとくかがやく階段 真鍋美恵子 めざめしはなま暖き冬(ふゆ)夜(よ)にてとめどなく海の湧(わ)く音ぞする 佐藤佐太郎 立ちつづく背戸の木原をとよも…
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