天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-11-24から1日間の記事一覧

この世のこと(12/16)

住めばまた憂き世なりけりよそながら思ひしままの山里もがな 兼好 *「世を逃れて住めば、ここもまた憂き世であったよ。よそから眺めて住みよいと思った、そのままの山里はないものだろうか。」 習ひぞと思ひ做してや慰まむ我が身一つに憂き世ならねば 兼好 …