天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-06から1日間の記事一覧

絵画を詠む(1/6)

わが妻も絵に描(か)きとらむ暇(いづま)もが旅行く吾(あれ)は見つつしのはむ 万葉集・物部古麿 *「私の妻の絵でも描く時間があったなら、旅の道中で絵を見て妻のことを偲ぶことができるのに。」 絵にかける鳥とも人を見てしがな同じところを常にとふべく 後…