天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-26から1日間の記事一覧

感情を詠むー「忍ぶ」 (2/4)

身にこひのあまりにしかば忍ぶれど人の知るらむことぞ侘しき 拾遺集・読人しらず *「恋心が身にあり余っているので、我慢していても人に知られることになるのは、侘しいことだ。」 忍ぶれどなほしひてこそ思ほゆれ恋といふものの身をし去らねば 拾遺集・読…