天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2020-12-31から1日間の記事一覧

罪を詠む(3/3)

わが罪を我が悔ゆる時わが命如何(いか)にかならむ哀(かな)しよ吾妹(わぎも) 伊藤佐千夫 あなあはれもつべきものは子なりけり子は身にかぶれ父親の罪 岡 麓 仮借なき罪の意識におびえつつ砂の乾きし舗道をゆきぬ 三国玲子 *仮借なき: 許せない。 うな垂れて…