天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-01-06から1日間の記事一覧

思想(4/5)

酔うほどの思想は持たず僧形に若葉の朝の庭掃いている 大下一真 *作者は、臨済宗円覚寺派の僧侶で鎌倉瑞泉寺の住職。 ことろ子奪(と)ろ。どの子もやれぬ。戦争を避くる思想は育たぬものか 新井貞子 思想と信条ゆゑの差別はせずといふ仮面は今もはづすことな…