天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-01-10から1日間の記事一覧

仏を詠む(3/6)

頭おさへ悶(もだ)え泣(なき)する仏あれば大声あげて泣く仏あり 川田 順 くろぐろと仏まろべり薄き日のただよふ床(ゆか)のむしろの上に 川田 順 網の目に閻(えん)浮(ぶ)檀(だ)金(ごん)の仏ゐて光りかがやく秋の夕ぐれ 北原白秋 *閻浮檀金: 仏教の経典中にし…