天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-02-08から1日間の記事一覧

田畑のうた(2/8)

いくばくの田をつくればか郭公しでのたをさを朝な朝なよぶ 古今集・藤原敏行 *「どれほどの田を作っているからというので、ほととぎすは、「シデノタヲサ」と鳴いて、あの田植えの統率者である、しでの田長を毎朝毎朝呼ぶのか。」 春の田を人にまかせて我は…